第二回 午前十時の映画祭
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俺たちに明日はない - 「明日に向って撃て!」
  • 1. 俺たちに明日はない
    名前:保安官部隊 投稿日:2010/08/17 13:28:36
  • ★西部劇ほど、虚構に彩られた世界は無い。

     現実のカウボーイたちがどれほど悲惨で、危険な生活を強いられた労働者であったか。

     カウボーイの中に、実は敵役であるはずのインディアンたちが多くふくまれていたという事実をほとんどの人間は知らないし、関心も持たない。

     ビリー・ザ・キッドにいたっては、左うちのニヒルなガンマンという事実自体が、写真のプリントミスによるデタラメな創作である。

     明日に向かって撃ては、サンダンスとブッチの自由奔放な生き様を描いた痛快アクションと受け取られがちで、実際、そのように描かれてもいるのですが、今回の映画祭を機会に、よくよく作品を見返してみると、隠れたメッセージのいくつかに気づかされました。

     『─しょせん、お前たちはケチな悪党なんだよ。どんなに有名になったって、最後は血まみれになって死ぬだけだ』

    『─おれは、もともと、カウボーイになるつもりだったんだ。それで、牛泥棒をはじめた。でも、ありゃキツい仕事だった。まともにゃ働けなかったんだ』

     新聞に名前が出たからというだけで、子供のようにはしゃぐブッチ。

     最後まで姿は見せませんが、二人を追い詰める保安官部隊の颯爽とした姿に対して、手も足も出ない二人の姿のなんとみじめな事か。

     見方を変えれば、なかなか考えさせられる映画だとは思いませんか?
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