第二回 午前十時の映画祭
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タブー? - 「アラビアのロレンス」
  • 1. タブー?
    名前:ヒッチ 投稿日:2010/07/22 19:11:01
  • 誰もふれないので敢えてふれてみます!

    もちろん実物がどうかは知りませんが、映画を観る限りロレンスって「M(マゾ)」&「ゲイ」なのでは?

    冒頭のマッチの燃えカスから砂漠の日の出に切り変わる有名なシーンも、視点を変えれば火を指で消してるし…

    でも最大の理由は、トルコ軍に捕えられ拷問されるシーンにあります。拷問されてる表情が、「苦悶」ではなく「悦楽」に浸ってる様にしか見えない!
    ただホセ・フェラー演じるトルコ軍の高官も“男色家”の様に描かれており、どっちもどっちですが……

    原作の「知恵の七柱」には、「拷問のムチは、鋲付きだった」との記述があるそうで、実際はメル・ギブソン監督「パッション」の様な感じだったのかな???(痛い!痛い!!)

    そして「ゲイ」?と思わせる最大の理由は、演じてるピーター・オトゥールにあります!
    本作に限らず他のどの作品を観ても、ゆったりとしたしゃべり方&物腰が、ど~も「このヒト、ゲイなんでは?」と思わせます!
    似た様なタイプでは、ウィリアム・ハートもそんな雰囲気を醸し出してますが、コチラは「蜘蛛女のキス」で演じてるし…

    実際は、どうなんですかね?
  • 2. ロレンスのパーソナリティー
    名前:ambivalence 投稿日:2010/09/16 22:27:45
  • 時々ロレンスのマゾ性とか同性愛傾向に言及する意見を聞きますが、
    私は違うと思います。

     冒頭のマッチの火を持ち続けるエピソードは、
    ロレンスの奇行性向と、彼の言ってみれば”超人願望”=
    人間は意志や精神力によって肉体的な限界おも超えられるという幻想、
    を表しているのだと思います。
    「心頭滅却すれば火もまた涼し」と言った僧侶を誰もマゾとは思わないでしょう?

     トルコ軍に囚われる前、ゲリラ戦術で成功を続け慢心していたロレンスは
    私なら水の上でも歩いてみせると豪語しています。
    しかしトルコ軍の拷問を受けた後は、拷問で屈しそうになって自分の限界を思い知らされ、
    自分は普通の人間だった、普通の任務に戻してくれと懇願しているのです。
    この挫折が、後半でロレンスが精神的に不安定になっていく始まりでした。

     ロレンスの”超人願望”は映画のあちこちに見られるもので、
    トルコの列車を襲撃した後、兵士に銃を向けられたロレンスは
    兵士にゆっくり向かって行きます。
    ロレンスは拳銃の弾などで自分は死なないと本気で信じているのです。
     映画前半、砂漠に置き去りになったガシムを救い出し、
    「運命などない」と言ったロレンスも、
    実はこの性向がポジティブに働いたためとも言えないでしょうか。
     突飛なようにも見えますが、優秀な青年ほど全能感から陥りやすい幻想だと思います。
    ロレンスはそれが極端で、奇行に見えたり英雄行為に見えたりするのです。

     ピーター・オトゥールの話し方は、
    キングス(クイーンズ)・イングリッシュと呼ばれるようなイギリス英語だと思います。
    ロレンスはチャップマン卿の庶子でイギリス上流社会の出身であるため、
    上流階級の悠長な話し方になり、それが人によっては”気取っている”と思われたりするのではないでしょうか。

     また、映画でロレンスが拷問を受けたのは、
    男色のトルコ将校の夜伽相手にされそうになり抵抗したためでした。
    この時ロレンスが見せた嫌悪感からも、同性愛者とは思えません。
    それに劇中ロレンスは他の男性に惹かれたような事は一度もありませんでした。
    唯一それに近いのはファイサル王子ですが、それはアラブの王族だったからで、
    もし王女だったとしても同じ態度を示したのではないでしょうか。
  • 3. こういうのを待ってたんですよ!
    名前:ヒッチ 投稿日:2010/09/17 03:58:26
  • ど~もこのサイトって“敷居が高い”のか?皆さんおとなしいですよ!
    投稿数も、コチラよりも某「●ch」の「午前十時の映画祭」の項目の方が遥かに上回ってるし……大半は暴言etcですが、中にはちゃんとした内容を書きこんでる方も多々あり、何故それをコチラに投稿しないのだろ?と、いつも思ってますが……

    本サイトで今まで、あ~だ!こ~だ!議論したのって「サイズ問題」「何故午前十時?」位で、各作品に対して「私はこう思う」「いやっ、私はこう思う」といった議論が全くなされてないんですよね?
    「2001年 宇宙の旅」なんていくらでもありそうなのに!

    ambivalenceの内容読んで、「なるほど!」と思いました。
    何だかある境地に達した“仙人”みたいですね?
    自分には銃弾が当たらないと思いこんでる件は、「地獄の黙示録」のキルゴア中佐(ロバート・デュバル)か、あるいは生涯弾傷がひとつも無かった「OK牧場の決闘」で有名なワイアット・アープと同じ心境なのかな?!
    今後観直す時は、その解釈で観てみます!

    ただピーター・オトゥールに関しては、未だ疑惑が……うまく説明できないのですが……長年の“直感”といいますか???
    「アナザー・カントリー」「モーリス」「クライング・ゲーム」etcの“そっち系”のイギリス作品や「ブロークバック・マウンテン」をリアルタイムで観てますが、(ルパート・エベレットとジェイ・デビッドソンは除いて)出演者がそうだとは思いません。
    またイギリス独特のシェークスピア作品の言い回しをするローレンス・オリビエやケネス・ブラナーもそうです。
    とかく「英国紳士=同性愛者」みたいに取られがちですが、イギリスだからではないんです。

    同様に、故レスリー・チャンの事をずっと「そうじゃないかな?」と、思ってました。これも“直感”ですが……
    もちろん「さらばわが愛 覇王別姫」よりも前からです。

    まぁ~どうなんでしょう???
  • 4. 走り方がオネエ系
    名前:ちゃまりんこ 投稿日:2010/10/02 17:56:57
  • ロレンスがゲイかどうかも知りません。

    ピーター・オトゥールがゲイかどうかも知りません。
    ピーター・オトゥールは結婚歴があり子供までいるので、ゲイの可能性は低いと思いますが…。

    ただ、軍服を着ていた場面(上官に呼ばれて走る場面)で、走り方がオネエ系でちょっと笑いそうになりました。

    軍服姿の時はしゃべり方もねちっこいし。

    アラブの服を着ていた時は歩き方もしゃべり方も堂々としてたので、役作りの一環なのかしら?
  • 5. 再見
    名前:ヒッチ 投稿日:2011/03/10 16:59:29
  • 今回はambivalenceさんの解釈で観直しました。
    何だかそれまで思ってた“ゲイ”の印象が薄れ、逆に(本人が語る)殺戮を楽しむ“狂気者”と“変わり者”がより強調された様に感じました。

    トルコ軍のリンチシーンは、こんなにあっさりしてましたっけ?
    ホセ・フェラーの目元や口元のドアップが何度も繰り返され、しつこいくらいにロレンスの全身をなめ回すくらい見つめてる印象があったのですが…
    今回上映されてる「完全版」は、「オリジナル版」とは違うのかも???

    ちゃまりんこさんが指摘してる“オネエ系走り”は、そのリンチ後カイロに戻ったシーンではないでしょうか?確かにその通りでした!
    ただ、リンチの痛みから思うように体を動かせず、ああいう動きになったと私は解釈しました。
    その直後将軍と接見してる最中、背中から血が滲み出してましたし…

    冒頭の葬儀にて、大聖堂に設置したロレンスの銅像を見ながら「本当にココに置くべき人物なのか?」という会話があります。
    本編中でこれに該当するのは、アリとの会話で語られる自分の生い立ち…特に「父は母と結婚しなかった」…つまり庶子だという事。
    それに敗走するトルコ軍を皆殺しにした事が当たるのでしょうが、プロフィール読んだら、その後もわざわざ偽名使って空軍や戦車隊に入隊したりと変人ぶりをうかがわせるからなのかな…

    *「アパートの鍵貸します」でふれたキャサリン・ヘプバーンが書いたエッセイ本「『アフリカの女王』と私」の中に「プロデューサーのサム・スピーゲルは、いつも借金取りに追われてて逃げまくってた」という話がありました。
    年代問わずプロデューサーは、常に金策に頭悩ませてるようで…
  • 6. 2013年
    名前:下世話ですが 投稿日:2013/12/18 08:08:36
  • 数年前の投稿にレスするのもなんですが、

    > また、映画でロレンスが拷問を受けたのは、
    >男色のトルコ将校の夜伽相手にされそうになり抵抗したためでした。
    >この時ロレンスが見せた嫌悪感からも、同性愛者とは思えません。

    この部分は、ゲイでもそうでなくとも嫌でしょう。
  • 7. 
    名前:あ 投稿日:2013/12/22 15:09:43
  • m9きもw
  • 8. 同様のタブー扱った映画といえば
    名前:三船マックイーン 投稿日:2013/12/23 21:42:21
  • 「太陽がいっぱい」がそうですね。鏡のシーンや海での殺害シーンが忘れられません。
  • 9. ロレンスの役作り
    名前:映画館でまた観たい 投稿日:2014/02/10 21:57:44
  • ロレンスの役については、ピーター・オトゥールがDVD化のおりにLATimesの電話インビューの一部で少し答えていますよ。

    Q: Was it difficult to get a grip on T.E. Lawrence because he was so enigmatic?

    A: It is no secret it was and is the most difficult part I have ever played. I am nothing like T.E. Lawrence--in no way. I was astonished that David wanted me to play this introverted, rather sexless, strange, enigmatic man. David suggested to me that rather than try to make all of these points, if I just made myself speak rather quietly and rather quickly. I remember doing it. We have been watching bits [of the film] today and I still don't know how I did it. I doubt to this day I could have sustained that [performance] over three or four hours on the stage.

    (P・オトゥールがキャスティングされてまず読んだのはマイケル・ウィルソンの史実中心の脚本で、その際、デヴィット・リーン監督に若手で良い脚本家はいないかと聞かれて親交のあったロバート・ボルトの名を上げたという話)

    全文
    http://articles.latimes.com/2001/apr/07/entertainment/ca-47937
  • 10. ゲイについて
    名前:情報 投稿日:2014/07/11 07:47:55
  • >ピーター・オトゥールは結婚歴があり子供までいるので、ゲイの可能性は低いと思いますが…。

    は・・・・。妻子持ちのゲイなんて世の中には、多いです。

    ゲイでも、好きでもない男からファックされるの嫌でしょう。
    ましてタチの場合。ホセ・ファーラーのやったのは明らかに、
    タチだもん。

    レスリー・チャンは自らカミングアウトしてますよ。
    彼も両方愛wです。カナダに妻子がいるし。
    香港ではマッチョの運転手か何かと同棲してたかと。
    自殺は男色の愛のもつれ。

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