- 1. 製作された1952年
名前:ヒッチ 投稿日:2010/07/08 16:04:19 - 既に「カラー」全盛で、その2年後には「シネマスコープ」「ビスタヴィジョン」etc「ワイドスクリーン」へ移行しようとしてる時代なのに、未だサイレント時代のスタイルを貫き通して「モノクロ」「スタンダード」で勝負してるのは「スゴイな!」と思います。(「トーキー」も遅かったけど……)
本当はセリフも一切排して、サイレントにしたかったのかも??
仮にそうでも「ライムライト」に関しては十分満足できる作品になってたと思います。
ビデオ用のドキュメンタリー作品「チャーリー・チャップリン その素顔と未公開映像」の中に、通常の回転数で撮影されたサイレント作品が出てくるのですが、味も素っ気もなく独特のコミカルさが全く失われており、オリジナルで笑えるシーンもコレでは全く笑えない仕上がりになってました!!
逆に、95年のヴィム・ヴェンダース監督「リスボン物語」の中では、敢えて現代の日常風景を「手廻しカメラ」で撮影する事で、あの独特の味わいを醸し出してます。
そういえばカメオ出演してる現在101歳の最高齢監督マノエル・デ・オリヴェイラは、“チャップリン歩き”で路地裏を去って行きます。(アドリブかな??)
この「回転数」も、チャップリンを形成した重要な功績のひとつだと思います。
クレア・ブルームをスクリーンで最後に観たのは、1996年のロブ・コーエン監督&シルベスター・スタローン主演「デイライト」。
同じパニックものの「タワーリング・インフェルノ」の“ジェニファー・ジョーンズ的役回り”でした。
ただ言われないと気づかない位に影薄かったな~! - 2. うれしいニュース!
名前:ヒッチ 投稿日:2010/07/19 03:07:39 - チャプリンの『幻の作品』が、骨董市で1世紀ぶりに発見されたそうです!
発見されたのは1914年製作のサイレント短編。
まだ駆け出しのわき役ながら、警官を演じているらしい。
DVD化が検討されてるそうで、観てみたい!!
過去にも、「戦艦ポチョムキン」のオリジナルBGMの譜面や、「姿三四郎」の欠落シーンが発見されましたが、いつの時代にもコレクターがおり、倉庫に埋もれたまま陽の目を見ないままになってる訳で
、「フィルム現存せず」となってる作品もいつか観る事ができるかも?! - 3. クレア・ブルームがこんな所に
名前:ヒッチ 投稿日:2011/03/01 12:02:03 - 先ごろ発表されたアカデミー最優秀作品賞受賞のトム・フーパー監督「英国王のスピーチ」に出てたんですね!
正直、本編中は気付かずエンドロールのキャスト名で気付きました!
しかもコリン・ファース演じるジョージ6世の母親、王妃役で!
う~む?「ライムライト」の頃の面影が…… - 4. 再見
名前:ヒッチ 投稿日:2011/04/19 15:47:06 - 以前から気になってるのですが、上映前のタイトルと公式サイトは「日本公開年度」を表示してますが、「製作年度」を強調して表示するべきでは?
特に大戦前後の作品やチャップリン作品は、公開までの年月があまりにズレこみ過ぎてて…
直前にシルヴァン・ショメ監督「イリュージョニスト」を観ており、本映画祭でも「天井桟敷の人々」「道」etcの“大道芸人の悲喜劇”を描いた作品って結構ありますね!
1960年のアカデミー主要部門にノミネートされながら未公開のままのトニー・リチャードソン監督&ローレンス・オリビエ主演「THE ENTERTAINER」もそんな感じなのかな…
他にも関連では、先ごろ公開された周防正行監督「ダンシング・チャップリン」も!
わき役とはいえヒッチコック作品の常連俳優を2人見つけました!
興行主役のナイジェル・ブルースは、「レベッカ」では主人公の義兄、「断崖」ではケイリー・グラントの親友を演じてます。
バレエ監督役のノーマン・ロイドは、「逃走迷路」のクライマックスで自由の女神から落下する犯人役が有名で、他にもピーター・ウィアー監督「いまを生きる」の校長を演じてます。
バスター・キートンと初共演してますが、できれば全盛期に共演して欲しかったな~ - 5. 再見②
名前:ヒッチ 投稿日:2011/04/19 18:23:33 - 本編中、気になったセリフが2点
○テリーを笑わせ元気付けようと、カルヴェロが色々な木々を身振りで表現するシーンの最初に出てくるのが「日本の木」です。
しっかりと「ジャパニーズ・ツリー」と言ってます!
おそらく戦前、運転手&マネージャーが日本人だった影響なのでは?
浮浪者の持ち物の一つ、よくしなるスチィックも日本製だったそうですし…何度も来日してますし…
○物乞いの様にストリート・パフォーマーをしていたカルヴェロが、テリーに見つかり、自虐的というか照れくさそうに「シラノじゃないよ。鼻高くないだろ」といった様な事を言います。
「シラノ」とは、もちろん「シラノ・ド・ベルジュラック」の事。
ストーリー展開…特に三角関係や主人公の心情は、コレからきてるのかも?
サイレントから何度も映画化されていますが、
1950年、マイケル・ゴードン監督&ホセ・フェラー主演版
1990年、ジャン=ポール・ラプノー監督&ジェラール・ドパルデュー主演版が有名です。
他にも時代・舞台設定を置き換えて
1959年、稲垣浩監督&三船敏郎主演「或る剣豪の生涯」
1987年、フレッド・スケピシ監督&スティーブ・マーチン主演「愛しのロクサーヌ」があります。 - 6. 古きを温ね新しきを知る
名前:ヒッチ 投稿日:2012/02/06 16:38:22 - 最近劇場にて、本年度アカデミー賞本命といわれてる「アーティスト」の予告が流れてますね。
その予告を観た限りでは、ストーリーの根幹はこの「ライムライト」、
それに「サンセット大通り」も加味させてるかな~と。
実際のモデルでは、グレタ・ガルボの恋人だったジョン・ギルバートあたりになるのかな~
何だかこの時代に物珍しいのか?かなり評価されてるけど、
[1]でもふれた通りチャップリンは“トーキー全盛期”にずっと“サイレント”で通してきたし、“カラー&ワイドスクリーン全盛期”に「ライムライト」は“モノクロ&スタンダード”で勝負してる!
同様に、“カラー全盛期”の80年代にも敢えて“モノクロ”で撮影された「エレファントマン」「レイジング・ブル」「ランブル・フィッシュ」があったし、90年代に入っても「シンドラーのリスト」がある。
全般デジタル化が進んでる時代に、敢えてコストが掛かるのをわかってて、
“モノクロ&モノラル&サイレント&フィルム撮影”で作られる作品があっても良さそうな気がする。 - 7. "The Artist"
名前:ひらたま 投稿日:2012/02/07 02:28:46 - "The Artist"(アーティスト)の予告篇観ました。楽しみですね。
前述のショメのアニメ「イリュージョニスト」や、
「雨に唄えば」、「スタア誕生」なんかも想起させる作品ですね。
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