みんなのこえ

映画祭についての話題一覧全ての話題をみる(42件)

話題名 返信数 最新返信日時
リクエスト 9 2018/06/27 01:12:35
宮崎セントラルシネマでの開催が無くなることについて 3 2018/06/06 18:53:26
映画館のスクリーンで観たい大作! 16 2018/04/23 17:11:26
movixさいたま 7 2018/03/01 10:49:00
次回は西部劇を入れてください。 3 2018/02/15 23:26:47

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みんなのこえ 最新投稿

『麦秋』の投稿

登場人物の人間味で、心が穏やかになる作品
登場人物の人間味で、心が穏やかになる作品

描かれている家族やその周囲にいる人々について、とても豊かな心の表現を感じた。
すべての登場人物の、平凡な「人間味」を描いているところが、鑑賞後の気持ちを穏やかにさせるのだと思った。言葉のやりとりや間の絶妙さによって、所々にクスッと笑いを誘う場面があるところが小津作品の好きなところだ。
「裁ち鋏を探していて、見つからないと思ったら実は目の前にあった」という部分は、自分にもそんな友人がいる、うん、そうそうと、すごく肯けた。
観ながら、自分が子供の頃にあって今は身近には無くなってきた文化についてよく考えた。
箸箱に自分の箸を入れていたことや、風呂敷にお土産を包んで持って帰ってくること、子供の浴衣の寝間着も、そういえば子供の頃、着せられてたなぁと、懐かしく思いながら楽しんだ。
「行ってまいります」「ただいま帰りました」などの挨拶も、特にお父さんが帰宅したときに、子供たちがわざわざ父の傍まで行って「お帰りなさい」というところや、「おやすみなさい」の挨拶など、子どもの頃はきちんとしていたなあと思い出していた。
今は何となく「おやすみー」とかいっている。何でこんなにきちんとしなくなったのだろうと考えた。忙しくなったのかな? そんなことを考えていたら、自分の子供達への躾の甘さを少し反省した。見るたびに何か思い出すだろうと思わせる映画だった。
母と観にきたら、終わった後、何か色々思い出話などができるかもしれない映画だと感じた。滅多に会ってないから、今度誘ってみようと思う。
さまざまな場面で戦後6年という時代背景を感じさせる風景や、台詞のやりとりがあり、戦争がもたらした家族の事情も描かれていた。
特に風景で印象深かったのは、父に叱られ家出(?)した子供が、海に向かって「馬鹿野郎!」と叫ぶシーン。石の支柱が等間隔にずらりと並んで続く海岸沿いの道を子供達二人が歩く。石の支柱にはおそらく鉄の棒がはめ込まれていたであろう丸い穴があり、膨大な鉄の柵棒が悉く戦時中に徴用されたことを思わせて、戦後間もない状況を痛く感じた。

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『招かれざる客』の投稿

映画館でみるから心の底に触れてくるのがわかる、人の心の微妙な感情について振り返ることのできる作品
映画館でみるから心の底に触れてくるのがわかる、人の心の微妙な感情について振り返ることのできる作品

理想を理解してはいるものの、実際に当事者になったときに、自分ならどう行動するのかを考えさせられた映画だった。人の心の底にある部分との葛藤がすごく伝わってきて、何度も観たい気持ちになった。
ジョアンナの快活さと奔放さが、さまざまな場面で適度に散りばめられていて、ジョンの賢明な振る舞いや冷静さとともに、父母の葛藤を引き立たせていた。
2階でドタバタと着替えながら親友の司教とのやり取りをするマットの姿や、髭を剃りながらの妻との会話での小道具の扱い方が、すごく動揺している様子を面白く伝えていて、創る側の工夫を感じた。洗面所の鏡に向かっている場面でのカメラの動きと構図に好感を持った。
妻と庭で話すマットの胸に妻が飾った花が黄色いバラなのも面白かった(愛情の薄まりや、嫉妬を意味する花だと思ったので)。直後の花の扱い方も。そんな感じで所々でクスリとさせる演出が程よくあって、映画全体が、調味料が良い加減に効いているディナーという感じだった。
キャサリン・ヘップバーンには、母の賢明さと深い愛情を感じた。涙に潤んだ目が素敵だった。
ジョンの母が、マットやジョンと話すシーンでは、クリスティーナの孤独な賢明さに、援軍が来た感じがして、とても安心感を得た。
将来の不安や社会に立ち向かう覚悟などの感情的(?)な理由を克服するのは、理論的な説得力や、計算ではなく、やはり感情(深い愛情)なのかなと思った。

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『ギルバート・グレイプ』の投稿

閉ざされた心にそっと吹いた春の風のような物語
あの頃

約25年前、劇場で観たギルバート グレイプは、観客がたった3人だった事を思い出す。朝いちばんの上映だった。
大好きな映画で、その後もビデオを何度もレンタルし何度も観、DVDも買ったが、今日劇場で約25年ぶりに観たギルバート グレイプ、終わって「あの頃どんな思いで、どんな状況でこの映画を観たのか」と思ったら、涙が出てきた。
ジュリエットルイス演じるベッキーの存在・人物像がとても印象深く、当時から憧れでもあり、
またギルバートの言う “ l wanna be a good person.”が、25年間心に残るフレーズです。

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『バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版』の投稿

光と色が感情をほどよく演出しているように感じられる作品。
光と色が感情をほどよく演出しているように感じられる作品。

冒頭からドイツ人夫妻のとてもギスギスした感じが伝わってきて、ジャスミンの最初の表情が本当にヤな感じだった。この場面のカットの多さやアングルも、その感情を増幅させる効果があったように思う。
この女性はどうなるのかと思わせたあと、舞台となるカフェの描写に移る。魔法瓶が面白い形でつなぎ役となっていた。
カフェに現れた疲れ切った表情のジャスミン。多忙な日常を過ごしていたブレンダの生活に少しずつ変化が起きていく様子が、実に自然に進んでいく。
心の変化とともに表情も魅力的になっていく様子が、素晴らしく表現されていた。特に、カフェの周辺に居る人たちと心を通わせていくようすが、ジャスミンの美しさを内面的にも伝え、際立たせる演出だった。
身近な人への人間味のある優しさの積み重ねが信頼を生み出す、ということを感じさせられた。さらに、環境が変わることで自分らしさがうまく出せる場合があるんだよなぁ、と思い直した。観終わってから、ジャスミンの夫はどうなったのだろうか? と考えてしまった。このとき、自分の妻の良さも思い直さなければ、と反省した。
また、所々で空や遠景の場面などで、淡い2色が微妙にフィルタリングされていて、感情の微妙さを下支えしているようだった。この、色の選択が凄いと思った。
ジャスミンとブレンダが互いに「ミス〜」と呼び合いはじめるシーンがあるが、この台詞によって夫に出て行かれた(?)者同士の友情が芽生えているのをパッと感じさせるのがとても良かった。台詞の力を感じた。

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『泥の河』の投稿

偶然出会った名作
偶然出会った名作

「ダンケルク」を観に行く予定だったのですが時間に間に合わずこちらを鑑賞。
ラストの少年が大人の現実を知り、゛少し大人になった゛瞬間はあまりにも切なった。

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