みんなのこえ

みんなのこえ 最新投稿

『バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版』の投稿

光と色が感情をほどよく演出しているように感じられる作品。
光と色が感情をほどよく演出しているように感じられる作品。

冒頭からドイツ人夫妻のとてもギスギスした感じが伝わってきて、ジャスミンの最初の表情が本当にヤな感じだった。この場面のカットの多さやアングルも、その感情を増幅させる効果があったように思う。
この女性はどうなるのかと思わせたあと、舞台となるカフェの描写に移る。魔法瓶が面白い形でつなぎ役となっていた。
カフェに現れた疲れ切った表情のジャスミン。多忙な日常を過ごしていたブレンダの生活に少しずつ変化が起きていく様子が、実に自然に進んでいく。
心の変化とともに表情も魅力的になっていく様子が、素晴らしく表現されていた。特に、カフェの周辺に居る人たちと心を通わせていくようすが、ジャスミンの美しさを内面的にも伝え、際立たせる演出だった。
身近な人への人間味のある優しさの積み重ねが信頼を生み出す、ということを感じさせられた。さらに、環境が変わることで自分らしさがうまく出せる場合があるんだよなぁ、と思い直した。観終わってから、ジャスミンの夫はどうなったのだろうか? と考えてしまった。このとき、自分の妻の良さも思い直さなければ、と反省した。
また、所々で空や遠景の場面などで、淡い2色が微妙にフィルタリングされていて、感情の微妙さを下支えしているようだった。この、色の選択が凄いと思った。
ジャスミンとブレンダが互いに「ミス〜」と呼び合いはじめるシーンがあるが、この台詞によって夫に出て行かれた(?)者同士の友情が芽生えているのをパッと感じさせるのがとても良かった。台詞の力を感じた。

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『泥の河』の投稿

偶然出会った名作
偶然出会った名作

「ダンケルク」を観に行く予定だったのですが時間に間に合わずこちらを鑑賞。
ラストの少年が大人の現実を知り、゛少し大人になった゛瞬間はあまりにも切なった。

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『バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版』の投稿

バグダッドカフェ
バグダッドカフェ

心があったかくなりました。
映画を見終わった時、自分が元気になっていました。
この映画に出会えて嬉しかったです。

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『バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版』の投稿

バグダッドカフェ
バグダッドカフェ

心があったかくなりました。
映画を見終わった時、自分が元気になっていました。
この映画に出会えて嬉しかったです。

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『ギルバート・グレイプ』の投稿

閉ざされた心にそっと吹いた春の風のような物語
ギルバートのような感性を大切にしたいと強く感じた。

寡黙な主人公の振る舞いを通して、家族について考えさせられた作品だった。
一つ一つのエピソードを通じて、主人公ギルバートの、弟への深い愛情と、母への思いが伝わってきた。少しずつこの家族の事情がわかってくるところは、観客が、まるでグレイプ家を見守る友人のうちの、新しい一人としての視点でこの映画を見ているような気がした。
地下室に入れない心情が描かれているシーンでは、父への複雑な思いも感じられた。家族への様々な場面での振舞いには、父を亡くした後、貫かれてきたであろうこれまでの家族への姿勢が想像できた。
知的障害の弟役をディカプリオが熱演。ジョニー・デップの各場面での寡黙で微妙な表情も兄弟関係(特に兄の愛情)を際立たせていた。
配達先でギルバートと密かな関係のあった婦人が、田舎町を離れるときの、
「自分の子どもたちにもあなたのような人になってもらいたい」という台詞が凄く心に響いた。
田舎の個人商店と街の大規模チェーン店の対比と、後半にあった、田舎町にハンバーガーチェーン店が進出してくる様は、顔の見える温かな人間関係のある田舎町が、次第に人間関係の希薄な社会へと変わりつつあるという暗喩にみえた。
最後の火葬?シーンでは、主人公に感情移入していたはずなのに、とても複雑な感情が蠢いていることに気づいた。
観終わって、自分は家族を本当に大切にできているのだろうかと考え込んでしまった。

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