解説
スティーブン・キングの傑作中編『刑務所のリタ・ヘイワース』をフランク・ダラボンが初監督作品として映画化。1995年のアカデミー賞主要7部門(作品賞、主演男優賞、脚色賞、撮影賞、編集賞、楽曲賞、音響賞)にノミネートされた。
物語
1947年、銀行員であったアンディ・デュフレーン(T・ロビンス)は、妻とその愛人を射殺したという身に覚えのない罪で終身刑2回という判決を受け、ショーシャンク刑務所に投獄される。刑務所の雰囲気に馴染めず孤立するアンディだったが、希望を捨てることなく自由になることを信じ続けた。そんな中、レッドと呼ばれる囚人エリス・ボイド・レディング(M・フリーマン)と出会い交流を深めていく。そして、刑務所内での信頼を次第に勝ち取っていき、自らの無実の証拠を掴むのだが……。
こぼれ話
M・フリーマン演じるレッドの、仮釈放審査の書類に貼られている若かりし頃の彼のマグショット(警察に撮られる顔写真)は、実は彼の息子であるアルフォンソ・フリーマンである。また、本作冒頭で新入りの囚人であるアンディたちをからかい「今日の新鮮な魚だよー!」と叫んでいるのもそのアルフォンソである。