みんなのこえ

映画祭についての話題一覧全ての話題をみる(24件)

話題名 返信数 最新返信日時
2019年(10回目)で終了について 10 2018/12/12 15:09:09
第10回で上映してほしい映画を挙げましょう 214 2018/12/10 22:25:49
10回目の映画は 16 2018/12/09 09:53:07
ガーディアンズ 伝説の勇者たち 1 2018/09/11 03:00:37
殿堂入り作品 2 2018/08/28 20:57:53

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みんなのこえ 最新投稿

『ジャイアンツ』の投稿

テキサス大河
テキサス大河

多分、学生の時に名画座で見て以来と思うが、映画館で見た。その当時の印象は、ジェームスディーン演じる、成り上がり石油百万長者のダメ男ぶりのみ。それが却って若年女性ファンにとっての魅力だったのかもしれない。

今回、30年以上ぶりの鑑賞後の感想は、
1.ロック・ハドソン、実は意外にいい俳優だわ。最後の爺になっての殴り合いは、上手い。映像は下手。
2.リズ・テイラー、映画の役は今の貴女にそのまま引き継がれているのね。或いは、この映画で目が開かれたのかも。
3.3時間通しで見ても飽きない映画の力は、よい脚本といい俳優の演技力。じゃ、監督って何よ!総合的なまとめ役か。
4.音楽の使い方が見事。線路は続くよ、がテキサス州歌のように使われる一方で、なぜかドビュッシー「月の光」がピアノを実際に弾く場面での曲として何度も使われる。監督がこの曲を好きだったのかも。
5.50年代後半に、人種差別や人権問題を正面から取り上げた勇気には恐れ入る。少しは公民権運動推進の役に立ったのかしら。。

午前10時の映画祭が来年3月で休止は大変惜しい。ジャイアンツのような映画は、映画館で見るべき。

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『裸の島』の投稿

衝撃的作品。
小島を「家」として暮らす家族の淡々とした慎ましさ。

たった一家族だけが住む小さな島。斜面を縫うように踏みつくられた狭い坂道を、夫婦がそれぞれ水桶の吊るされた天秤棒を担いで慎重に登っていく。登場人物は一言も喋らない。唯一、父が子どもを抱き上げた時の掛け声だけである。足音や水の揺れる音、植えられている苗に杓で水を与える音、息遣いなどの生活音のみがクローズアップされ、生活それ自体に注目させられていく。
その中で感じられてきたのは、生きること。ただ淡々と生きる。時折アップで映し出される夫婦の顔や胸元の汗に、「生きるために生きる」真摯さがこめられているようで、強く印象に残った。
子どもが釣った鯛を街に売りに行き、手に入れたお金でほんの少しの贅沢をする。カレーライスが美味しそうだった。わずかな笑顔のシーン。何と慎ましいことか。それだけに、子どもを亡くした出来事が、観ているこちらにもかなりショックだった。
大切に運んだ水桶を畑にぶちまけて芋の苗を引き荒らし、畑の土に倒れこんで泣き崩れるシーンには、なんとも言いようのない悲しみを感じた。ただ、いったんは感情を吐き出したが、その後はまた淡々と水やりを始める。ふと気づかされたのは、生きていくことについて、幸福とは何かについて、本質的に考えようとしている自分がいることだった。

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『ジャイアンツ』の投稿

超絶 美男子すぎるデニス ホッパー
歳を重ねて観るたびに自分の感想の変化が楽しめそうな映画でした。

大牧場の経営で富を成していた一家が、時の流れの中で変質し、世代交代の中で考え方までもが変わっていく。当時のアメリカ南部の考え方や生活の変化がよくわかる映画だった。
冒頭の水辺に集まってくる牛たちの凄いこと(大きな画面で見られて幸せでした)。後から思えばジェットがラズから譲り受ける土地だったのだ。
ジェームズ・ディーンの演技が、他の登場人物それぞれとの関係をきちんと表す距離感を伝えていて凄く良かった。ラズとの関係性を言葉をあまり使わずに感じさせていくところが素敵だった。
ジェットが成功を収めたのち、成り上がりのとても嫌な奴になっていくのが、独特な個性を感じ、アクがあってすごく良かった。今のジョニー・デップの演技に通じるような感じがした。もしかしたらジョニー・デップはこの雰囲気に学んでいるのでは? と勝手に思ってしまうくらいだった。
特に最後のパーティーのシーンで、酔いつぶれた後、誰もいない会場で一人演説を始め、演壇からテーブルごと下に倒れ落ちてしまうところが見事だった。
レストランでの喧嘩のシーンは、時代の変化に自身を変えることがなかなか出来なかったジョーダンがついに成長できたと感じた瞬間だった。少しホッとした。
昔の考えを変えきれない親の世代の感覚や、親が子どもに教えられる年齢になったときのこと、世代間の考え方の違いの中で世の中は動いていることなど、見る人の年齢によって感じ方が違うだろうなと思わせた。
若い頃にも見たかった。その当時は何に対してどのように感じたのだろう。10年毎に観たら自分の感想の変化を楽しめる映画なのだろうなと思う。

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『パルプ・フィクション』の投稿

マイベスト

最近友達にオススメされてハマってます
まさか映画館で見れるとは思いませんでした
幸運です

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『近松物語』の投稿

脚本と演出の素晴らしさを堪能できました。近松門左衛門の描いた「人情」がつかめるように感じました。
脚本と演出の素晴らしさを堪能できました。近松門左衛門の描いた「人情」がつかめるように感じました。

ストーリーが進むにつれて事情がどんどんややこしくなっていく様が見事な脚本だった。
それでいて、判りにくさはなく、登場人物それぞれの立ち位置や性格も前半のストーリーの展開の中で自然に描かれており、すんなり物語の世界に入り続けられた。
以春を諌めるためにおさんがお玉の寝床に居る。そこへ、店から出ていくことをお玉へ伝えるために茂兵衛がくる。さらにおさんが茂兵衛を引き止めているところを助右衛門が見つける。この一連の展開に気持ちが振り回された。助右衛門が障子を開けるタイミングに、思わず「あ〜っ」と心で叫んでいた。

また、身投げの直前の茂兵衛の告白は、いよいよ最期だと思わせて、こちらもぐっときた。その途端のおさんの感情の変化には茂兵衛と一緒に驚いた。そこまでずっとおさんの行く末を案じながら観ていたが、この直後から二人それぞれの行く末が気になってくる。

この後、もう一つ心が動かされたのが、栗売りの家から茂兵衛が立ち去ろうとしたシーン。
茂兵衛とおさんの心が固く結びつく瞬間・変化を、言葉だけでなくその所作・振舞いの中で決定的なものととらえさせる演技に感動した。
特に気に入った演技は、転んだおさんを手当てした後、おさんに向き直って大経師のもとに帰るように説得しているところ。観客には茂兵衛の顔は見えないが、背中を向けて正座する草履の裏の揃った様子に茂兵衛の誠実さ・真摯さを感じた。この姿が、この直後の心の変化を強く印象付けるものになったのだろうと思う。

冒頭で引き回される二人とあまりにも対照的なラストの姿。特にしっかりと握られた手と手が、深い心の結びつきを感じさせた。終わり方も素敵だった。

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