静かに笑える場面が散りばめられ、鑑賞後、他の作品にはないような心地よさが湧いてきました。 - 「チャンス」

  • 1. 静かに笑える場面が散りばめられ、鑑賞後、他の作品にはないような心地よさが湧いてきました。
    名前:おっとさん 投稿日:2019/02/02 08:57:37
  • すれ違いが生み出すおかしさの中に、「大切なものは何ですか? 見失ってはいませんか? 」と問われているような作品だった。
    チャンスが初めて外に出るシーンでBGMにツァラトゥストラはかく語りきを使っていた大げさ感がすごく面白かった。同時に、綺麗に手入れされた庭と外の荒れた街との対比が強調され、主人公のこれまでの暮らしとの違いが余計に際立って感じられた。
    主人公の特性と人格(純粋さ)、周囲の人々の誠実さや違和感のないおとぼけなところのある演出。特性のある主人公を淡々と演じたピーター・セラーズの演技が、最初から最後まで物語の雰囲気や緊張感を同じトーンでしっかり支えていて、素晴らしかった。ありそうでないお話感にとても好感が持てた。
    また、大統領との対話シーンでの庭師としての考え方はあまりにもナチュラルで、その発言が国の方向性を左右してしまうところも大変に可笑しかった。
    この喜劇に魅きつけられたところを挙げると、
    ①嫌味のない品の良さ。②懐の大きな登場人物がいる。③現実味がある。④皮肉がある。⑤言葉が洗練されている。⑥哲学的である。⑦すれ違いがある。というところか。

    話が進むにつれ、冒頭で亡くなった主人「じい様」が、深い愛情を注いでチャンスを守り育ててきたきたことも思い描けた。
    最後のファンタジックな終わり方も素敵だった。

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