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純粋さから生まれる自然な美しさを、エピソードごとに感じます。 1 2018/10/14 15:09:44
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純粋さから生まれる自然な美しさを、エピソードごとに感じます。

純粋さから生まれる自然な美しさを、エピソードごとに感じます。

少年イングマルの身の周りに起こる出来事を描く事で、さまざまな人の「心」をさりげなく表現していた。見る人によって感じるところに違いがあり、またそれぞれに違う感じ方を生み出す作品だと思った。
少年を見つめる大人の目線のカットが、根底にある愛情の度合いの違いを描いていて素晴らしい(撮り方が好きです。特に遠くから物越しにイングマルの様子を見つめる叔父さんの目の表情)。田舎の生活の場面で、昭和の日本の田舎もこんな感じだったように連想してみていた。テレビが来た時はスウェーデンも同じだったんだなと思えて余計に昭和の日本を思った。
イングマルとサガのかかわりの描き方が美しい。大人へと成長する過程で、多くの人が感じたであろう一つ一つの驚きや気づきの瞬間、戸惑いを、きちんと切り取って作品に織り込んでいることが素晴らしい。懐かしく純粋で、一つ一つのエピソードが、取り戻すことのできない瞬間の美しさを描き出すことに成功していると思った。とても自然で、役者それぞれの個性をうまく生かしているように感じた。

10代半ばごろの少年少女は日毎に大人へと成長していく。夕日がどんどん沈んでいく際に見せる一瞬一瞬の美しさのように、どんどん過ぎ去っていくような、その時にしか感じられない美しさを、引き留めてフィルムに閉じ込めたような作品だった。
昨年の午前10祭で観た「L' ARGENT DE POCHE (トリュフォーの思春期)」を思い出した。比べて考えると、子どもの内面をきめ細かく描いている点(特に母への感情や飼犬への愛情)でこちらのほうが好きです。

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