今の若者の心にも十分響く映画 - 「アラビアのロレンス/完全版」

  • 1. 今の若者の心にも十分響く映画
    名前:祐 投稿日:2020/02/09 19:46:07
  • アラビアのロレンス、ようやくまた上映してくれると思ったら映画祭自体が終了ということで、最後に思いの丈を少しばかり書かせて頂こうと思います。
    いわゆる映画としての素晴らしさは言わずもがなですが、私が特に惹かれたのはロレンスとアリの関係性です。
    最初は壁のあった二人がある出来事を切っ掛けに打ち解け、以後アリは献身的にロレンスを支え、彼を信じ、付いていきます。
    後にロレンスの人間性が破綻していっても、注意や抗議はすれど決して彼を見捨てない。ロレンスは己の直面する内外の問題に手一杯で、アリに対してそれほどの気持ちを返す余裕は無いけれど、ロレンスに対するアリの想いは見ていて切なくなるほど真摯です。
    簡潔に言えばアウダが言った通り「好き」なんですよね。
    デラアでロレンスが連行された軍司令部を伺うアリの表情やダマスカスでロレンスを見詰める視線、その後の涙や台詞など、単なる尊敬や親愛の情を超えているように感じます。
    モデルであろう人はいるけれど実在しないアリというキャラクターに、監督がこういう強い想いを持たせた意図が知りたい。
    この生き様の違う二人の道がほんの一時ですが重なっていろいろな想いが生まれ、それを圧倒的な映像と音楽が彩り、かつ説得力を与えている。そこがわたしにとってこの映画の一番の魅力です。
    映画好きや古典好きでなくとも、今の若者の心にも十分響く映画ではないかと思います。
    是非またいつか、映画館で上映される日が来ることを願って止みません。
    最後にまた上映して下さってありがとうございました。
  • 2. 追記
    名前:祐 投稿日:2020/02/11 01:24:38
  • >最初は壁のあった二人がある出来事を切っ掛けに打ち解け

    ここを境にそれまで黒一色だったアリの衣装に白が混じってくるんですよね。
    ロレンスに強く影響を受け、アイデンティティを保ちながらも柔軟に変わっていくアリを表しているようにも見えます。
    清廉で一途で強いアリはとても魅力的なキャラクターです。
  • 3. 友情と裏切り
    名前:たま 投稿日:2020/02/13 15:50:42
  • 蜃気楼の中から登場する毅然としたアリ役のオマー・シャリフはクールでかっこいいです。
    アラブを上から目線で差別しないロレンスへの敬意を込めた友情も観る者の胸を熱くします。

    ロレンスが命懸けで助けたアラブ人の裏切りとも言える行為。
    英国の上層部とアラブのファイサル王子に結局利用され、裏切られたロレンス。
    人混みに消えたロレンスを目で捜すジョージ・ケネディの姿には胸が痛みます
    私はいつもわき役の地味な演技に注目しているのですが、「ゴッドファーザー」
    のロバート・デュバルも最高でした。

    大の男が暗い映画館の中で昔の名作、感動作を涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながら観ています。
    つまらない最新作を一度観るよりも昔の名作を何度も見て感動を味わいたいです。
    何らかの形での映画祭の復活を期待しています。

(承認制につきまして)

  • 「午前十時の映画祭」のBBSは映画祭運営事務局の「承認制」です。
  • 書き込み後、すぐには反映されません。
  • 承認されなかった書き込みについての「未承認」の通知は致しませんので、
    1週間以上表示されない場合は「未承認」となります。
  • 以上の「承認制」をご理解の上、「みんなのこえ」をご利用ください。

【書き込み時の注意事項】

  • 午前十時の映画祭の趣旨に沿った内容を書き込みしましょう。
  • “話題”を新規設立する場合は、既に似たような“話題”がないことを確認しましょう。
  • 言葉はできる限り柔らかく表現をしましょう。
  • 議論は歓迎です。しかしながら、他の人が気分を害するような言い合いは自重してください。
  • 個人情報は他人、自分関わらず決して載せないでください。
【この話題に投稿する】

このページの先頭へ