青春の孤独と苦悩をナイーブに演じたジェームス・ディーン初主演作
上映日程:2週上映 グループA2022/05/27(金)~2022/06/09(木) グループB2022/05/13(金)~2022/05/26(木)
原題 | EAST OF EDEN |
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製作国 | アメリカ |
ジャンル | ドラマ |
製作年 | 1954年 |
カラー | カラー |
スクリーンサイズ | シネスコ (上下に黒味あり) |
上映時間 | 118分 |
監督 | エリア・カザン |
出演者 | ジェームス・ディーン ジュリー・ハリス レイモンド・マッセイ ジョー・ヴァン・フリート |
受賞歴 | アカデミー賞 助演女優賞、カンヌ国際映画祭 劇的映画賞、ゴールデン・グローブ 作品賞 |
映倫区分 | PG12 ※ |
備考 | 4K |
旧約聖書の「カインとアベル」を下敷きに、ノーベル文学賞作家ジョン・スタインベックが1952年に発表した同名小説の映画化。本格的デビューを果たしたジェームス・ディーンは、気難しく傷つきやすい若者を情感豊かに演じ、アカデミー賞・主演男優賞にノミネートされた。カラー/スコープサイズの画面を活かした撮影も見どころ。
1917年、第一次世界大戦下のカリフォルニア州サリナス。キャル(ジェームス・ディーン)は、農場を営む父アダム(レイモンド・マッセイ)が、兄ばかりを可愛がっていると反抗し、問題児扱いされていた。兄の恋人アブラ(ジュリー・ハリス)は、そんな愛情に飢えたキャルを何かと気にかけていた。ある日、キャルは死んだと聞かされていた母ケート(ジョー・ヴァン・フリート)が実は生きていて、モントレーで酒場を経営していると知る―。
エリア・カザン監督は、本作で新人ジェームズ・ディーンを大抜擢し、『欲望という名の電車』(51)と『波止場』(54)ではマーロン・ブランドの、『草原の輝き』(61)ではウォーレン・ベイティの個性と才能を引き出した。さまざまな社会問題を扱ったこれら名作の数々は、1950年代から60年代の映画界に大きな影響を与えた。だが1952年、非米活動委員会の証人として“赤狩り”に協力したことが、後のカザンの作風とキャリアに暗い影を落とすことになった。
上映開始時間は午前10時以外の場合がございます。また、上映スケジュールの変更・休止などがある場合がございます。上映開始時間と料金は各劇場に確認をお願いします。
※G:年齢にかかわらずどなたでもご覧になれます。
※PG12:12歳未満(小学生以下)の方は、親又は保護者の助言・指導が必要です。
※R15+:15歳以上の方がご覧になれます。
※R18+:18歳以上の方がご覧になれます。