自伝的要素を色濃く反映させた、ヴィスコンティ晩年の代表作
上映日程:2週上映 グループA2022/09/23(金)~2022/10/06(木) グループB2022/10/07(金)~2022/10/20(木)
原題 | GRUPPO DI FAMIGLIA IN UN INTERNO |
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製作国 | イタリア/フランス |
ジャンル | ドラマ |
製作年 | 1974年 |
カラー | カラー |
スクリーンサイズ | シネスコ |
上映時間 | 121分 |
監督 | ルキノ・ヴィスコンティ |
出演者 | バート・ランカスター ヘルムート・バーガー シルヴァーナ・マンガーノ ドミニク・サンダ |
受賞歴 | -- |
映倫区分 | PG12 ※ |
巨匠ヴィスコンティの自伝的色彩が最も濃いと言われる晩年の代表作。イタリアの代表的映画賞、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では作品賞と『山猫』以来の主演、バート・ランカスターの外国人男優賞を受賞した。日本では本国公開から4年後の1978年に、今年7月29日に閉館する「岩波ホール」で公開され、空前のヴィスコンティ・ブームを巻き起こした。
ローマ中心地の豪邸に住む老教授(バート・ランカスター)は、〈家族の肖像〉と呼ばれる18世紀英国の画家たちが描いた家族団欒の絵画コレクションに囲まれ、穏やかな毎日を送っていた。ある冬の日、画商を通して教授に近づいたビアンカ夫人(シルヴァーナ・マンガーノ)は、娘のリエッタとその婚約者ステファノ、美青年コンラッド(ヘルムート・バーガー)らをひきつれ、邸の二階に強引に住みついてしまう。平穏だった教授の生活はかき乱され―。
ヴィスコンティに見出され、私生活でも寵愛を受けていたコンラッド役のヘルムート・バーガーは、バイセクシュアルで巨匠の「恋人」でもあった。『華やかな魔女たち』(66)に端役でデビュー後、女装姿がセンセーションを巻き起こした『地獄に堕ちた勇者ども』(69)で注目され、『ルードウィヒ/神々の黄昏』(72)では主演を務めた。巨匠の死後は荒れた生活を送っていたが、コッポラに乞われ、今期映画祭上映『ゴッドファーザー<最終章>』にも出演している。
上映開始時間は午前10時以外の場合がございます。また、上映スケジュールの変更・休止などがある場合がございます。上映開始時間と料金は各劇場に確認をお願いします。
※G:年齢にかかわらずどなたでもご覧になれます。
※PG12:12歳未満(小学生以下)の方は、親又は保護者の助言・指導が必要です。
※R15+:15歳以上の方がご覧になれます。
※R18+:18歳以上の方がご覧になれます。