怪奇と幻想に彩られた黒澤×三船コンビの戦国スペクタクル巨篇
上映日程:2週上映 グループA2022/11/18(金)~2022/12/01(木) グループB2022/12/02(金)~2022/12/15(木)
かな | くものすじょう |
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製作国 | 日本 |
ジャンル | ドラマ |
製作年 | 1957年 |
カラー | モノクロ |
スクリーンサイズ | ビスタ (左右に黒味あり) |
上映時間 | 110分 |
監督 | 黒澤明 |
出演者 | 三船敏郎 山田五十鈴 志村喬 久保明 浪花千栄子 千秋実 |
受賞歴 | -- |
映倫区分 | -- ※ |
備考 | 4K |
黒澤×三船コンビによる怪奇と幻想に彩られた時代劇大作。シェイクスピアの戯曲「マクベス」を基に、黒澤演出は、構成や人物の表情や動き、撮影技法に能の様式美を取り入れている。三船演じる武将に向かい、無数の矢が放たれるクライマックスは凄絶な迫力。シェイクスピアの映画化作品の中でも傑出した1本と評価されている。
戦国時代。武将・鷲津武時(三船敏郎)と三木義明(千秋実)は謀反を鎮圧し、主君が待つ蜘蛛巣城へと馬を走らせていた。雷鳴轟く中、「蜘蛛手の森」で道に迷った二人は、不気味な妖婆(浪花千栄子)に出くわす。妖婆は、武時はやがて北の館の主に、そして蜘蛛巣城の城主になる、そして義明は一の砦の大将となり、やがて子が蜘蛛巣城の城主になると告げ、宙に消えた。二人は一笑に付したが、予言はその後、一つずつ現実のものになっていく―。
17世紀初頭に書かれ、本作の下敷きとなった戯曲「マクベス」は、「ハムレット」「オセロー」「リア王」と並ぶシェイクスピア四大悲劇の1つ。度々映画化されてきたが、本作のほか1948年のオーソン・ウェルズ監督・主演版、1971年のロマン・ポランスキー監督版が特に名高い。ジョエル・コーエン監督、デンゼル・ワシントン主演の最新版『マクベス』(21)は、ウェルズ版と黒澤版のフォーマットにならい、モノクロ・スタンダードサイズで撮影されていた。
上映開始時間は午前10時以外の場合がございます。また、上映スケジュールの変更・休止などがある場合がございます。上映開始時間と料金は各劇場に確認をお願いします。
※G:年齢にかかわらずどなたでもご覧になれます。
※PG12:12歳未満(小学生以下)の方は、親又は保護者の助言・指導が必要です。
※R15+:15歳以上の方がご覧になれます。
※R18+:18歳以上の方がご覧になれます。