フェリーニ監督の“はっかにぶんのいち”=8 1/2本目となった野心作
上映日程:2週上映 グループA2022/10/07(金)~2022/10/20(木) グループB2022/09/23(金)~2022/10/06(木)
原題 | OTTO E MEZZO |
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製作国 | イタリア |
ジャンル | ドラマ |
製作年 | 1963年 |
カラー | モノクロ |
スクリーンサイズ | ビスタ |
上映時間 | 138分 |
監督 | フェデリコ・フェリーニ |
出演者 | マルチェロ・マストロヤンニ アヌーク・エーメ サンドラ・ミーロ クラウディア・カルディナーレ |
受賞歴 | アカデミー賞 外国語映画賞・衣装デザイン賞(白黒) |
映倫区分 | G ※ |
備考 | 4K |
「混沌が映画だ。人生は祭りだ」―スランプに苦しむ映画監督のイマジネーションが自由奔放に繰り広げられる巨匠フェリーニの野心作にして代表作。『8 1/2』とは、音楽作品が作曲番号で呼ばれるように、作品番号で付けられた題名。アカデミー賞では外国語映画賞と衣装デザイン賞(白黒)、モスクワ映画祭ではグランプリを受賞した。
43才の映画監督のグイド(マルチェロ・マストロヤンニ)は、新作の撮影に入っているはずが構想はさっぱりまとまらない。体調を崩した彼は、医者から薦められた湯治場にやって来た。妻ルイザ(アヌーク・エーメ)との関係は冷え切っており、カルラ(サンドラ・ミーロ)と愛人関係にあったが、今はそれもわずらわしくなっていた。湯治場で見かけた美しい女性(クラウディア・カルディナーレ)に一瞬心ときめいたが、それも空しい幻影に過ぎずー。
映画監督自身が作品内の主人公に自らを重ね、個人的な心情を綴った最初の作品が『8 1/2』とされているが、そのスタイルは後に多くの模倣作を生んだ。代表的な作品にフランソワ・トリュフォー監督『映画に愛をこめて アメリカの夜』(73)、ボブ・フォッシー監督『オール・ザット・ジャズ』(79)、ウディ・アレン監督『スターダスト・メモリー』(80)がある。1982年、本作は「NINE」の題名でブロードウェイ・ミュージカルとなり、同じ題名で映画化もされた。
上映開始時間は午前10時以外の場合がございます。また、上映スケジュールの変更・休止などがある場合がございます。上映開始時間と料金は各劇場に確認をお願いします。
※G:年齢にかかわらずどなたでもご覧になれます。
※PG12:12歳未満(小学生以下)の方は、親又は保護者の助言・指導が必要です。
※R15+:15歳以上の方がご覧になれます。
※R18+:18歳以上の方がご覧になれます。