“世界のミフネ”が〈無法松〉に挑んだヴェネツィア映画祭・金獅子賞作品
上映日程:2週上映 グループA2023/03/17(金)~2023/03/30(木) グループB2023/03/17(金)~2023/03/30(木)
かな | -- |
---|---|
製作国 | 日本 |
ジャンル | ドラマ |
製作年 | 1958年 |
カラー | カラー |
スクリーンサイズ | -- |
上映時間 | 103分 |
監督 | 稲垣浩 |
出演者 | 三船敏郎 高峰秀子 芥川比呂志 有島一郎 宮口精二 笠智衆 |
受賞歴 | ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞 |
映倫区分 | -- ※ |
備考 | 4K |
戦時中の1943年(昭和18年)に公開され、大ヒットした阪東妻三郎主演『無法松の一生』から15年、稲垣浩監督が、人気絶頂の三船敏郎を主演にカラー、スコープサイズで自らリメイク。オリジナル版は検閲によっていくつかの場面がカットされてしまったが、このリメイクはヴェネツィア映画祭・金獅子賞を受賞。監督は無念を晴らした。
明治三十年、初秋。九州・小倉の古船場に博奕で故郷を追われていた人力車夫の富島松五郎、人呼んで“無法松”(三船敏郎)が舞い戻ってきた。ある日、松五郎は木から落ちて足を痛めた少年・敏雄を助け、それが縁で敏雄の父・吉岡大尉(芥川比呂志)の家に招かれるようになる。酔えば機嫌よく唄う松五郎だが、大尉の妻・良子(高峰秀子)の前では照れくさくなり、声も出なかった。大尉が急死した後、松五郎は吉岡家の面倒を見るようになるが―。
1950年代、日本映画はヴェネツィア映画祭を席巻した。1951年:黒澤明監督『羅生門』が金獅子賞受賞。1952年:溝口健二監督『西鶴一代女』が国際賞受賞。1953年:溝口健二監督『雨月物語』が銀獅子賞受賞。1954年:黒澤明監督『七人の侍』と溝口健二監督『山椒大夫』が銀獅子賞受賞。1956年:市川崑監督『ビルマの竪琴』がサン・ジョルジョ賞受賞。そして1958年、本作が金獅子賞を受賞。稲垣監督は感激のあまり「トリマシタナキマシタ」と日本に電報を打った。
上映開始時間は午前10時以外の場合がございます。また、上映スケジュールの変更・休止などがある場合がございます。上映開始時間と料金は各劇場に確認をお願いします。
※G:年齢にかかわらずどなたでもご覧になれます。
※PG12:12歳未満(小学生以下)の方は、親又は保護者の助言・指導が必要です。
※R15+:15歳以上の方がご覧になれます。
※R18+:18歳以上の方がご覧になれます。