俳優・伊丹十三が監督に転身。笑って泣いて、お悔やみ申し上げます
上映日程:2週上映 グループA2023/05/12(金)~2023/05/25(木) グループB2023/05/26(金)~2023/06/08(木)
かな | おそうしき |
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製作国 | 日本 |
ジャンル | ドラマ |
製作年 | 1984年 |
カラー | カラー |
スクリーンサイズ | ビスタ(左右に黒味あり) |
上映時間 | 124分 |
監督 | 伊丹十三 |
出演者 | 山﨑努 宮本信子 菅井きん 大滝秀治 財津一郎 笠智衆 |
受賞歴 | 日本アカデミー賞作品賞など5部門最優秀賞、ブルーリボン賞主演男優賞・監督賞 |
映倫区分 | G ※ |
備考 | 4K |
個性派俳優・エッセイストとして名高かった伊丹十三の長編映画初監督作。誰もが経験しているのに実はよく知らないお葬式の段取りと流れ、そのディテールを事細かに描いて大ヒットを記録した。俳優・伊丹ならではのこだわりのキャスティングが見どころ。日本アカデミー賞では作品賞、伊丹の監督賞と脚本賞など5部門で最優秀賞を受賞した。
井上佗助(山﨑努)と雨宮千鶴子(宮本信子)は俳優夫婦。二人がCMの撮影中、千鶴子の父が亡くなったと連絡が入る。その夜、夫婦は、子どもたち、マネージャーの里見(財津一郎)と車に分乗し、千鶴子の両親が住む別荘へと向かった。病院に安置されている亡き父と対面した後、侘助は病院の支払いを里見に頼み、20万円を渡すが、費用はわずか4万円足らず。初めて喪主を務めることになった侘助にとって、葬儀は知らないことばかりだった。
本作の製作費は1億円という低予算。完成後も大手配給会社から「この題材は縁起が悪い」と断られていたものの、いざ公開されてみれば話題が話題を呼んで社会現象化。最終的に配収12億円を超える大ヒットとなった。第8回日本アカデミー賞では、伊丹が最優秀監督賞、山﨑努が主演男優賞を受賞し、高く評価された。山﨑努は以降、『タンポポ』(85)、『マルサの女』(87)、『静かな生活』(95)に出演。伊丹作品常連の一人となる。
上映開始時間は午前10時以外の場合がございます。また、上映スケジュールの変更・休止などがある場合がございます。上映開始時間と料金は各劇場に確認をお願いします。
※G:年齢にかかわらずどなたでもご覧になれます。
※PG12:12歳未満(小学生以下)の方は、親又は保護者の助言・指導が必要です。
※R15+:15歳以上の方がご覧になれます。
※R18+:18歳以上の方がご覧になれます。