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作品詳細

マルサの女

マルサとは、国税局査察部の意味。奇才・伊丹の大ヒット作、初登場

上映日程:2週上映 グループA2023/05/26(金)~2023/06/08(木) グループB2023/05/12(金)~2023/05/25(木)

マルサの女 ©伊丹プロダクション 映画.com作品情報
かな まるさのおんな
製作国 日本
ジャンル サスペンス
製作年 1987年
カラー カラー
スクリーンサイズ ビスタ(左右に黒味あり)
上映時間 127分
監督 伊丹十三
出演者 宮本信子
山﨑努
津川雅彦
大地康雄
岡田茉莉子
受賞歴 日本アカデミー賞作品賞など6部門最優秀賞、ブルーリボン賞作品賞
映倫区分 PG12 ※
備考 4K

解説

その年の流行語にもなった「マルサ」とは、国税局査察部を意味する隠語。それまで表立って語られなかったマルサの世界にスポットを当てた伊丹監督は、巧妙な手口で脱税を行う悪徳事業者たちとそれに立ち向かう査察官たちとの息詰まる心理戦をスリリングに描き、大ヒットを記録。日本アカデミー賞でも作品賞ほか6部門で最優秀賞を受賞した。

物語

港町税務署の調査官・板倉亮子(宮本信子)は、パチンコ店の所得隠しを発見したり、老夫婦の経営する食料品店の売上計上漏れを指摘するなど、地道な仕事を続けていた。亮子は、実業家・権藤英樹(山﨑努)の経営するラブホテルに脱税の匂いを嗅ぎつけたものの、強制調査権限のない税務署業務の限界もあり、巧妙に仕組まれた権藤の犯罪を暴くことができなかった。そんな中、亮子は東京国税局査察部、通称「マルサ」に抜擢される。

こぼれ話

耳に残る印象的な音楽を作曲したのは、サックス奏者、作・編曲家、プロデューサーの本多俊之。本多自ら演奏するサックスをフィーチャーしたリズミカルなテーマ曲をはじめ、ジャズ・テイスト溢れるラブ・テーマ、犯罪映画らしい緊張感に満ちたストリングスの演奏も聴きどころ。本多は本作で日本アカデミー賞・最優秀音楽賞を受賞し、以降、続編『マルサの女2』(88)から『マルタイの女』(97)まで、伊丹監督の7作品を担当した。

上映開始時間は午前10時以外の場合がございます。また、上映スケジュールの変更・休止などがある場合がございます。上映開始時間と料金は各劇場に確認をお願いします。

※G:年齢にかかわらずどなたでもご覧になれます。
※PG12:12歳未満(小学生以下)の方は、親又は保護者の助言・指導が必要です。
※R15+:15歳以上の方がご覧になれます。
※R18+:18歳以上の方がご覧になれます。