海中、空中を驀進する万能戦艦「轟天号」の活躍。東宝SFの代表作
上映日程:2週上映 グループA2025/01/17(金)~2025/01/30(木) グループB2025/01/03(金)~2025/01/16(木)
かな | かいていぐんかん |
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製作国 | 日本 |
ジャンル | 特撮 |
製作年 | 1963年 |
カラー | カラー |
スクリーンサイズ | -- |
上映時間 | 94分 |
監督 | 本多猪四郎 |
出演者 | 高島忠夫 藤山陽子 藤木 悠 佐原健二 小泉 博 田崎 潤 |
受賞歴 | -- |
映倫区分 | -- ※ |
備考 | 4K |
地中・海中・空中を自在に駆け巡る万能戦艦「轟天号」の活躍を描く、東宝SFの代表作。日本SF作家の草分け、押川春浪が1900年に発表した小説を基に、オリジナル脚本で映画化された。巨大ドリルが偉容を誇る轟天号の試運転シーンは、円谷特撮を伊福部昭の重厚壮大な音楽が盛り上げ、観る者を興奮の絶頂へと誘う。
カメラマンの旗中(高島忠夫)と助手の西部(藤木悠)は、ムウ帝国工作員による光國海運の楠見専務(上原謙)と秘書の神宮司真琴(藤山陽子)の誘拐を阻止した。後日、ムウ帝国から脅迫フィルムが届き、そこには1万2千年前に海底に沈んだムウ帝国が今なお強大な科学力で深海を支配している様子が映し出されていた。さらに真琴の父、神宮司大佐(田崎潤)が秘密裡に進める万能戦艦・轟天号の建造中止と、ムウの植民地だった地上の返還を要求していた。
神宮寺大佐を演じた田崎潤(1913~85)は、特撮ファンには馴染み深い昭和の名脇役。黒澤作品から戦争映画、時代劇など、幅広いジャンルの作品に出演した。中でも『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』(66)などで演じた自衛隊の指揮官役は、怪獣に対して一歩も引かない堂々たる貫禄を見せ、観客に大きな安心感を与えた。『妖星ゴラス』にも隼号の艇長役で出演。NHKのクイズ番組「連想ゲーム」では回答時の大声が印象的。『乱』(85)が遺作となった。
上映開始時間は午前10時以外の場合がございます。また、上映スケジュールの変更・休止などがある場合がございます。上映開始時間と料金は各劇場に確認をお願いします。
※G:年齢にかかわらずどなたでもご覧になれます。
※PG12:12歳未満(小学生以下)の方は、親又は保護者の助言・指導が必要です。
※R15+:15歳以上の方がご覧になれます。
※R18+:18歳以上の方がご覧になれます。