カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞したロードムービーの名篇
上映日程:2週上映 グループA2024/05/24(金)~2024/06/06(木) グループB2024/05/10(金)~2024/05/23(木)
原題 | PARIS, TEXAS |
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製作国 | 西ドイツ/フランス |
ジャンル | ドラマ |
製作年 | 1984年 |
カラー | カラー |
スクリーンサイズ | ビスタ |
上映時間 | 148分 |
監督 | ヴィム・ヴェンダース |
出演者 | ハリー・ディーン・スタントン ナスターシャ・キンスキー ディーン・ストックウェル |
受賞歴 | カンヌ国際映画祭パルム・ドール |
映倫区分 | G ※ |
備考 | 本作品は、本編冒頭にあります通り35㎜ネガより4Kスキャンした素材を基に作成しております。 しかしながら、「午前十時の映画祭」上映用の素材は、2Kとなりますので、予めご了承ください。 |
カンヌ映画祭パルム・ドールを受賞したロードムービーの名篇。題名はテキサス州に実在するパリスという町の名から採られている。ニュー・ジャーマン・シネマの旗手と謳われていたヴィム・ヴェンダース監督は、この作品で遂にその名を確固たるものにした。哀愁に満ちたライ・クーダーの音楽、ロビー・ミューラーの撮影にも注目。
4年前に妻子を捨てて失踪した兄トラヴィス(ハリー・ディーン・スタントン)が“テキサスの砂漠で見つかった”と連絡を受けた弟ウォルト(ディーン・ストックウェル)は、兄を引き取りLAに戻った。息子ハンターと再会したトラヴィスは、弟の妻アン(オーロール・クレマン)から、トラヴィスの妻ジェーン(ナスターシャ・キンスキー)から息子宛に送金があると知らされる。トラヴィスは息子と共に、車でジェーンがいるヒューストンに向かう。
広大なアメリカ大陸の風景描写がこの作品の大きな魅力となっているが、撮影を担当したのは、ヴェンダース監督のデビュー当時からその右腕として活躍してきたオランダ出身のロビー・ミューラー(1940~2018)。本作を観たウィリアム・フリードキン監督は翌年『L.A.大捜査線/狼たちの街』(85)ですかさずミューラーを起用。以後、ジム・ジャームッシュ監督やラース・フォン・トリアー監督ら個性派監督の作品を数多く手がけたが、2018年、78才で死去した。
上映開始時間は午前10時以外の場合がございます。また、上映スケジュールの変更・休止などがある場合がございます。上映開始時間と料金は各劇場に確認をお願いします。
※G:年齢にかかわらずどなたでもご覧になれます。
※PG12:12歳未満(小学生以下)の方は、親又は保護者の助言・指導が必要です。
※R15+:15歳以上の方がご覧になれます。
※R18+:18歳以上の方がご覧になれます。